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田中墨外展 -如是観-
田中墨外は日本画家の橋本雅邦に師事し、師の開催する二葉会に属していた仏画家です。
師が死去した明治41年から仏画制作に専念し、途絶えようとしていた截金仏画の再現を志し、
独学で研究をはじめます。
截金は金箔や銀箔などを数枚焼き合わせ、細く直線的に切ったものを布海苔や膠などの接着剤を含ませた筆で貼り、
文様を表現する技法です。墨外はこの截金の技法を独自に工夫し、作画に取り入れたのです。
その作品は平安時代の仏画を手本としています。表面上の荘厳さ美麗さだけでなく、
仏尊の想いや本質までもが伝わってきます。截金技法はそのことをより一層強く印象づけています。
開催日・期間 | 2019年3月1日~2019年4月15日 |
場所 | 瑞巌寺宝物館 |
お問合せ | 瑞巌寺宝物館 tel 022-354-2023 fax 022-354-5145 |
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