松島湾のウミネコ、今月から餌付け禁止に

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松島湾のウミネコ、今月から餌付け禁止に -河北新報社-

 松島湾を周遊する遊覧船で観光客に人気のウミネコの餌付けが、今月から禁止となった。宮城県松島町のウミネコ等被害防止対策検討委員会(委員長・高平功悦副町長)が、湾内の島で発生する松枯れの被害対策として禁止に踏み切った。観光客らに「松島の松を守るため、協力してほしい」と呼び掛ける。  町、県、松島観光協会と遊覧船運航業者などでつくる検討委は、1日から遊覧船内や海岸付近の商店で餌となるせんべい(えびせん)の販売を中止した。船内には「松枯れ対策のため当面の間、餌付けを禁止します」と書いた張り紙や松枯れの実態を知らせる写真を掲示した。  船内の売店で餌を買い求めようとした観光客は「えーっ、駄目なの」と驚いた様子。群馬県から家族3人で来た40代の男性は「ウミネコとの触れ合いを子どもに見せたかったのに残念」と話す。  湾内の島では松食い虫による松枯れが進む一方、ウミネコの大量繁殖で新たに植えた松が育たないなどの被害が出ている。県などの調査によると、フンや卵などから発生する窒素量の増加が影響しているという。  町産業観光課の阿部礼子課長は「観光船からの餌付けでウミネコが湾内に定住し、大量繁殖した。自分で餌を取る本来の状態に戻すことで個体数減少を期待している」と説明。結果が出るまで時間がかかるため観光客らに理解と協力を求める。  餌付け禁止に対する苦情は、松島観光協会や遊覧船業者に特に寄せられていないという。松島島巡り観光船企業組合の真野雅晴専務理事は「船内でのブーイングはあるようだ。強制はできないので、餌を持ち込んだお客さんにはやんわり注意している」と話す。  2014年04月06日日曜日 河北新報社  
 
 

 

 昨年の新聞記事ですがちっ~と古いですが見つけました。、
 この松島湾遊覧船ではウミネコに手渡しで餌やりを売りにしていましたが現在は禁止です。
 ウミネコの大量繁殖で環境の破壊(フンや卵などから発生する窒素量の増加は?でも)時代の流れですね。
 先週、秋彼岸の居り、お墓参りに行きましたが、山門の前にやはり同じような文言が立て看板に記して有りました。  こちらはカラスですが、墓前にあげるお菓子などの供物で田畑にビニールの菓子袋をまき散し問題になったそうです。
 供物を供えてそのまま帰る事は禁止との事。
 ウミネコの「かっぱえびせん手渡し」のパホ―マンスが出来ないのは寂しいですが、  人間の身勝手な餌づけによる生態系への影響を考えれば禁止は正解ですね。。  

  

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